~2回連続草刈りと薬剤防除で斑点米を防ぎましよう!~
平成30年6月29日
滋賀県東近江農業農村振興事務所農産普及課
「みずかがみ」は平年並みに生育していますので、5月上旬植えで、7月21日頃が出穂と予想しています。
「みずかがみ」は他の品種より出穂時期が早いため、斑点米カメムシ類の被害を受ける危険性が高くなります。6月28日現在、けい畔のイネ科の雑草で斑点米の原因となるアカスジカスミカメの発生を認めていますので、以下の要点を踏まえて、防除しましょう。
また、湛水管理(常に水をためておく状態)の時期が始まりますので、地域の送水計画に合わせて入水しましょう。
草刈りのタイミング
○草刈りの2~3週間後には次のイネ科の雑草が出穂しますので、第1回目は6月30日~7月8日頃、第2回目はその2~3週間後が基本となります。
○ほ場内にヒエなどイネ科雑草が生えている場合は、速やかに抜き取ってください。
薬剤防除
○地域の防除計画を見て、薬剤と散布日を確認し、確実に防除しましょう。
水管理~カドミウム吸収抑制のため、および、外観品質向上のために~
○5月上旬植え(7月21日出穂期予想)の湛水期間は、6月30日頃~8月11日頃となります。
※農業用水は大切に使いましょう。
農業用水は限りある資源ですので、必要以上の入水はやめましょう。