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「みずかがみ」情報No.2

2018.06.27

基肥一発ほ場では、穂肥の必要はありません。

分施のほ場では、まもなく穂肥時期になります。

平成30年6月25日

滋賀県東近江農業農村振興事務所農産普及課

 

 5月上旬はやや低温でしたが、5月下旬から6月上旬の平均気温は平年より約1℃高く、日照も多く推移しました。茎数はやや小~平年並、幼穂形成期は平年並となっています。

 分施のほ場ではこれから穂肥の施用時期になりますので、以下の注意点を参考に実施してください。

 

穂肥時期(幼穂形成期)の目安

 

 ○出穂の25日前、幼穂長1㎜(幼穂形成期)が施用時期です。

 ○穂肥施用時期の目安は、早いところで、

4月下旬植

5月連休植

5月中旬以降植

6月28日頃

7月1日頃

7月6日~

   なお、ほ場によって生育の進み方は異なるので、ほ場ごとに幼穂を確認してください。

穂肥時期と施用量の基準

 ○穂肥の基準量は、窒素成分3㎏/10aです。

 ○大豆跡では、穂肥の量を基準量の半分以下(窒素成分で1.5㎏/10a以下)に減らします。

 ○穂肥が遅れると玄米タンパク質含有率が上昇し、食味低下につながるため穂肥は遅れないようにしてください。

 ○「みずかがみ穂肥一発」など基肥一発肥料を基準量施用したほ場では、穂肥の施用は不要です!

 

水管理

 ○出穂期前後は、水稲が最も水を必要とする時期です。

 ○穂肥の施用前に入水します。基肥一発肥料のほ場も幼穂形成期に入水します。

  ※環境こだわり栽培で長期中干し(14日間以上)を選択されている方は、中干し日数を優先させてください。

 ○出穂前後の各3週間は常時湛水期間です。5月上旬植では、7月初旬から常時湛水期間になります。