令和元年(2019年)7月24日
滋賀県東近江農業農村振興事務所農産普及課
(東近江農業普及指導センター)
降雨等の影響で播種できていないほ場が散見されます。そのようなほ場では以下のような対応をお願いします。
- 湿害対策
- 播種
- 雑草対策
大豆は、播種から出芽までの間の湿害には弱いので注意が必要です。 ほ場が湿気た状態で無理に播種すると発芽不良、欠株が発生しますので、ほ場に水がたまっている場合はできるだけ早く排水できるよう溝さらえをしましょう。
7月中に播種できるのが望ましいですが、無理をせず、ある程度ほ場が乾くまで待ちましょう。 土壌水分が多いと思われる場合は、播種深を3~4㎝とし、深まきは避けましょう。 播種が遅れているほ場は1~2割程度種子量を増やしましょう。
土壌水分が高いと雑草の繁茂が懸念されます。 播種時の土壌処理は大豆が発芽すると散布できませんので、播種~除草剤散布まで連続して作業するようにしましょう。